西尾和美 プロフィール
西尾和美はアダルトチルドレンや機能不全家族の研究・心理療法における日本人の第一人者。西尾自身も父親からの暴力や言葉の虐待を受けてきた過去があるアダルトチャイルドであると告白している。
1945年に岐阜県に生まれ東京大学大学院を卒業したのちに渡米。バークレー大学臨床心理学大学院などで先端の理論を学びセラピストとしてのキャリアは30年以上になり様々な心の問題に対応してきた。
その間に著書や講演などを通じて日本では見過ごされたきた家庭環境によって生じる問題や影響にスポットをあてた功績は計り知れない。
現在もアメリカ在住でありカルフォルニア州の認定臨床心理学者として活動している。日本には年に1回、1ヶ月半程度帰国しておりその間には各種セミナーやカウンセリングを精力的にこなしている。
■経歴・資格
東京学芸大学大学院修士
サンフランシスコ州立大学院修士
バークレー大学臨床心理学大学院（CSPP）博士
アライアント国際大学名誉教授
人間総合科学大学客員教授
サンタローザ研究所臨床心理学部長
ソノマ州立大学講師
サンフランシスコ大学大学院講師
カリフォルニア州認定臨床心理学者
日本家族と子どもセラピスト学会理事長
■主な著書
心の傷を癒すカウンセリング366日（講談社プラスアルファ文庫）
アダルト・チルドレン癒しのワークブック（学陽書房）
近年はこれまで限られたカウンセリングでしか受けられなかったリプロセス・リトリートという手法を自宅でも取り組めるように作成された教材「西尾和美のアダルトチルドレン癒しと回復のセルフスタディキット」をインターネット限定で販売。
西尾の音声が収録されたCDを聴きながらワークに取り組む形式で実践した人からは「心が柔らかくなった」「怒りが湧いてこなくなった」「生きやすくなった」「不安感が軽減された」などの感想が寄せられている。
上記のようにこれまでにもアダルトチルドレンをテーマに複数の著書を執筆しているがセルフスタディキットは、西尾自身が「これまでの集大成」と語る内容になっている。